サガン鳥栖の観戦記。戦術を分析して分かりやすく説明できるように心がけています。

2011年04月27日

清水 VS 福岡

VTRで見ました。

全体的にいいサッカーをしていたのは福岡なんですけどね。
何せ、決定力がなかった。ゴールが近いチームが決められないと試合はこうなりがちですよね。
J2だったらゴールを決めることができたんでしょうけど、これがJ1の最後の防護壁なんでしょう。
城後も田中もかなりチャンスがあったのですが、際どいところでシュートブロックが入ってきているし、際どいところで体をつけられて自由を奪われていました。

しかし、それにしても大前のフリーキックは見事でした。セットプレイの怖さをまざまざと見せ付けてくれましたね。
確かにキックも見事だったんですが、福岡の守備もまずかったですね。
まず、壁が飛んでなかったですね。右利きの大前しか構えていなくて、しかもゴールに向けて横から入って来てますので、落ちるボールを蹴るのは明白でした。
更に、横から入ってくるということは、一番ニアの壁は不要ですし、そのニアの壁の選手をゴールポスト際に配置していれば、もしかしたら防げたかもしれません。
壁の枚数の割にはあっさりと決められてしまったという印象です。
フリーキックとはいえど、止められる術はあったんじゃないかなって思います。

福岡もいいサッカーをしても点が取れない、勝てない、という、松田さんで昇格した1年目のような展開になってくると今後が厳しいですね。
この試合の清水は決していい出来ではなかったと思います。
その清水相手に勝ち点が奪えなかったのは、今後の残留争いが苦しくなってくるのではないかと思います。
残留するためには、出来が悪くてもなんとか勝ち点1をとる、出来がいいときには最低でも勝ち点1はとる、という粘り強い勝ち点の取り方が大事ですからね。



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Posted by オオタニ at 00:57 │Match Impression (2011)