サガン鳥栖の観戦記。戦術を分析して分かりやすく説明できるように心がけています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新の無いブログに表示されています。
新しい記事を書くことで広告が消せます。
  

Posted by さがファンブログ事務局 at

2009年05月28日

ダービーが不快だった理由

もやもや感がぬぐえなかったダービー。(もちろん福岡戦。それ以外はダービーではない。)
点が入らなかった事が互いに停滞を生んでしまったというのもあるけど、じゃああの試合で2-2だったら溜飲が下がったかと言われればそれでももやもやが残っていたと思う。問題はスコアレスだったことじゃない。

事もあろうに、弱りに弱ってショボショボ状態な福岡相手に引き分けなんていう失態を演じてしまったからなのである。

福岡の成績は、ダービー前は1分け4敗。ダービー後は1分2敗。
そんな絶不調な時に叩いておかなくて、いつ福岡にこれまでの借りを返すつもりなのか。
選手たちは、2007年にホームで0-5にて惨敗を喫したあの屈辱的な開幕戦を覚えていないのか!

…あれ?そういえば、その時に出ていた選手はどれくらいいるのだろうか?

スターティングメンバー
赤星 拓 12 GK
長谷川 豊喜 26 DF
田中 淳也 13 DF
加藤 秀典 3 DF
高地 系治 16 DF
広瀬 浩二 18 MF
鉄戸 裕史 15 MF
衛藤 裕 23 MF
石田 博行 22 MF
蒲原 達也 11 FW
藤田 祥史 25 FW

リザーブメンバー
河田 晃兵 33 GK
山城 純也 19 MF
山口 貴之 7 MF
尹 晶煥 8 MF
アンデルソン 9 FW

たった2年前の出来事なのに、残っているのは高地と衛藤と高地と廣瀬だけじゃないか。。。
しかも、赤星はその後のダービーで決定的ダメージを受けてダービートラウマ状態であり、衛藤は怪我から復帰する様子はないし、実質戦えるのは高地と廣瀬だけ。

岸野監督が、以前のインタビューに

「うちの契約書には福岡戦では絶対に負けないことと書いてありますから(笑)」

などという事を言っていた。
いまの選手はちゃんと契約書の隅から隅まで小さな注意書きまでちゃんと読んで契約をしているのだろうか?(笑)
選手たちのダービーに対する思いと、サポーターのダービーに対する思いが乖離しているのではないだろうか?

だいたい、島田や山瀬や池田や柳沢や磯崎やトジンや渡邉や武岡や山田が
「福岡だけには負けられない!」
って気持ちを剥き出しにして戦うとも思えんし。

チームの歴史と言うか、ダービーに対する思いをサポーターから感じ取るには何年か鳥栖にいないと分からないのかもね。
いま、自分が転職して富士通に行ったとして、NECだけには負けられん!って敵意をむき出しにはできんしね(笑)
まあ、選手たちもダービーを単なる1試合とは思っていないだろうけど、自分たちの想像以上にサポーターが思っている気持ちに圧倒されてしまったんじゃないかな。

そして、ダービーだけの問題じゃなく、これだけ人の入れ替わりが激しかったらチームとしても、チームワークとか連係とか組織とかが結実する期間がない。いまの試合展開に組織を感じないのはそういったところもあるかもね。サガン鳥栖がファミリー的な感じで述べられていることが多いけど、実際はそんな事はなのかなって思ってしまう。

シーズンで他の試合を全敗している状態でもダービーだけは絶対に勝て!!!

って、実力とは関係のないところでの勝利を求めているんだから、相手が弱っている状態ならば尚更勝たなければならない。それでも引き分けてしまったところが今回のもやもやでもあるし、サガン鳥栖と言うチームが上昇気流に乗れないところでもあるんじゃないかな。
  

Posted by オオタニ at 13:07SAgAN Diary

2009年05月27日

第1クール総括

今年のシーズンが始まったばかりだと思っていましたが、いつの間にか第1クールが終わってしまいました。第1クールが終わってしまったということは、今シーズンの1/3が終了してしまったという事になります。1/3が終わった状態で3位との勝ち点差が15に開いてしまいました。この15という勝ち点差を埋めるためには生半可な上昇気流では追いつかない事は明白ですが、はたしてどのような形でチームを立て直していくのでしょうか。

鳥栖の第1クールの戦いですが、ここまでのサガン鳥栖で一番分かった"のは"分からない"という点です。

これはどういうことかと言うと、ここ数年のサガン鳥栖には経営規模的な理由というのもありますが、エース候補になりそうな選手、ゲームメーカーになりそうな選手と言うのがチームに少なく、チームの柱が誰かというのが自ずと明確にならざるを得ませんでした。ところが、今年は技術的に優れている選手が、特に攻撃に特化した選手が多く入ってきておりますので、逆にチームの柱というのが明確になっていない気がします。

エース候補が多数いても、ドリブラー、パサー、ストライカー、カバーリングと、それぞれの役割が明確で適材適所であれば、スター揃いのチームでもうまく回るのでしょうが、いまのサガン鳥栖は、他人のために自分を犠牲にしてチームを支えるというプレイに徹している選手がどれだけいるかと言われると首をかしげたくなる気がします。山瀬や高地が前を向いてドリブルをするために、スペースを空ける動きを島田や池田がしているかと言われればそうでもないし、島田がいい形でクロスをあげるために、フォワードがクロスを呼び込む動きをして、他の選手が島田の為に囮となって他のディフェンスをひきつけているかと言われればそうでもないし。どちらかというと、みんながボールを欲しがって、みんなが試合を決めるプレイをしたくなっている状態ではないでしょうか。それぞれがいろいろ何でもできるので、逆に器用貧乏な状態になり、全体最適という点で考えると適材適所がなされていないかなと思います。

局面的には献身的な動きは顕在しているのでありまして、たとえば、義希が低い位置でボールを持って前を向いたときに、武岡がサイドからすっと中央に入って、ポスト的にパスコースを作ってボールを呼び込む動きをした際、相手のディフェンスを引き連れてきた事によって空いたサイドのスペースに柳沢(日高)が走り込むというシーンがありました。チーム全体が常にこのように全体のバランスを考えて動いていれば非常にいいチームになるのかもしれませんが、必ずしもそのようになっていないので停滞する場面がよく見られるということなんですよね。

島田や高地がボールを持ってうろうろしているときに、ミドルシュートが打てるようにワイドに開いてディフェンスを引きつける動きとか、島田や武岡がクロスを上げる時にニアとファーで相手のディフェンスを分散させるようなフォワード同士の動きとか、そういうのがなかなか目に見えてこないので選択肢の少ない攻撃になってしまっているように見えるのです。

いまのチームは、とにかくボールを失わずに保持していれば、攻撃力が高まるという観点でサッカーをしているような気がします。確かに、組織力や守備力が弱いチームであれば、そのようなほころびを見せてくれるのかもしれませんが、守備力の高いチームであったら、そんなにはほころびは見せてくれません。そして、綻びを見せてくれたとしても、躊躇したり判断ミスをしたりするとすぐに補正がかかって攻撃ができるチャンスを失ってしまいます。

さて、最初の方に書きましたが、今回の補強は攻撃に特化した補強が多く、守備面での強化というのがあまりなされていません。失点の数もさることながら、今年は非常にミスによるピンチを多く迎えておりまして、失点数の額面通りに受け止めきれない守備面での脆さが見受けられます。

想像するに難くはないのですが、いまのチームにキムユジンがひとり入るだけでどれだけチームに一本筋が通るでしょうか。少なくとも守備面におけるロングボールと1VS1の強さだけでもチーム全体が引き締まりますし、個々の能力の引出しという点においても、役割が分散されることによって、飯尾のカバーリング能力や危機察知能力がより一層生かされるのではないでしょうか。

ディフェンスラインの安心感というのは、チーム全体に多大な影響を及ぼすのでありまして、後ろが気になってしまうと攻撃にかける人数にも影響しますし、最終ラインに対するケアも必要になってきます。極端な例ですが、隆盛を極めていたオランダ代表やフランス代表は何がよかったかと言いますと、センターバックの二人が屈強であったことが一番の強さでありまして、センターバックの2人だけでも十二分に守りきることができるからこそ、攻撃サッカーというのがつら抜けていたのであります。

いまのサガン鳥栖のセンターバックを見返すと、守備面においても1VS1の弱さが顕著ですし、足元の技術ももろいために攻撃に繋がるボールの保持ができておりません。もちろん、守備は組織的に行わなければならないものですから、個々の能力を補いあいながら戦うに越した事はありませんが、相手がドリブルをしかけてきて1VS1の場面というのもありえるのです。その場面になってあっさりかわされたり、クロスボールの競り合いに負けてゴールを決められてしまうなど、組織の力では追いつけない脆さが発生してしまいます。

現在のサガン鳥栖は…

攻撃面においては、個々の選手の能力でなんとかまかなっている。しかしながら、組織として動けていないので、フリーでのシュートという場面を作れずに得点につながらない。

守備面においては、組織的な動きでなんとかまかなっている。しかしながら、個々の能力が弱いので最終局面ではミスが発生して失点につながってしまう。

といった感じでしょうか。

第二クールでは、ハーフナーが合流します。右サイドからは武岡、左サイドからは島田がただひたすらにハーフナーをめがけてクロスを上げるという攻撃でもいいと思うのです。(もちろん、ただ単に放り込むだけではなく、いい形までえぐることが大事ですよ)また、そうすることによって、チームの目標と言うのが定かになりますし、基本があって応用が始まることから、ハーフナーを囮にして池田、廣瀬、トジンがゴールを狙うという形が確立されるかもしれません。シュートを打つのがハーフナーだという事が明確になれば、彼の持ち味は高さですから、いいクロスを上げるという事が明確になりますし、周りの選手はハーフナーのためにディフェンスをおびき出すという事もできますし、サイドバックはクロスを上げる選手のためにオーバーラップしてマークを分散させるという事もできるかもしれません。今のサガン鳥栖の選手たちの技術力があれば、ひとつの軸を作ってあげる事によって、逆にいろいろと広がる可能性があるような気がします。

とにかく、第二クールではチームとしてのターゲットを明確に、そして個々のタスクのゴール(この場合のゴールは、個々の作業の完成基準を言います)を明確にしてほしいですね。最終形を想定して、そこに至るまでのビルドアップをもう一度整理してほしいですね。
  

Posted by オオタニ at 18:46SAgAN Diary

2009年05月26日

鳥栖 VS 愛媛 (ベアスタ)

2009-11 サガン鳥栖 0 - 2 愛媛FC

第1クールの最終戦となった愛媛戦。ホームのサポーターを待ち受けていたのは、組織としての選手たちの組み合わせも、選手個々のアイデアとしても、まったくもって開幕時から発展が見えないチームでした。まさに、ここ数試合の好調さをすべて無にするかのような試合であり、そして成熟しきれない選手たちの底の浅さが露呈してしまったのが虚しくも印象的でした。

この試合でのサガン鳥栖と愛媛FCとの決定的な違いは、判断力と決断力の差でしたね

愛媛の選手たちはその局面において、自分たちがやらなければならない事を理解しての戦いができていました。また、そのタスクに対していち早くアプローチを行い、求める結果へのプレイが非常に素早かったです。前の試合で見た横浜FCの選手たちと非常に好対照だったのでより顕著に試合結果に現れました。

特に、愛媛のカウンター攻撃は成熟されておりまして、右サイドの関根は必ずカウンターの時に顔を出しておりました。ボールを奪ったら、基点を是前線に残っている選手において、次のパスがほとんど右サイドのオープンスペースに走り込んできた関根を使っていました。おそらく、鳥栖のキッカーが島田であるが故に、スペースが必ず空く場所であることを察知していたのでしょう。

前半当初のピンチこそ、室の2回に亘るファインセーブで窮地を救っておりましたが、あそこまで決定的チャンスを作られてしまうと、さしもの室と言えどもそうそうは防ぐ事はできませんでしたね。

それにしても、この試合における前半の失点も、後半開始早々の失点も、プロチームとしてありえない出来事でしたね。特に、後半の失点はボールも人も追わないディフェンスラインでした。こんなディフェンスラインは他にどこのチームにいるのでしょうか?ロングボールに対する対処をセンターバックとコミュニケーションを取れない状態で起用した監督にも責任があると思います。山田は前節の試合でも、ディフェンスラインからドリブルで抜こうとしてボールを奪われております。今節も危険な位置でパスを奪われておりますし、右サイドバックで使うには経験と技術を加味しても、逆にそれがもろ刃の剣となってしまってリスクが高いのかもしれませんね。

愛媛は前線にジョジマールというターゲットがいますので、攻撃に移る際のポイントが非常に明確にあります。また、ジョジマールのボールキープが鳥栖の守備を寄せ付けなかったこともあり、背後に飛び出す愛媛の選手たちを使われてしまうことも多くありました。ディフェンスの選手のプレスは、ボールを奪う事、ボールに触れる事が前提になっているのでしょうが、交わされたときの対処があまりにも稚拙すぎました。センターバックのリトリートとプレスの使い分けの判断がまずくて、リスクマネージメントが追い付いていませんでしたね。ワンタッチプレイで軽くいなされる姿が非常に痛々しかったです。

鳥栖の攻撃は、中盤に人数をかけてボールをつなげているときは良かったのですが、愛媛のカウンターに晒されてしまって、ディフェンスラインの攻撃への関与が希薄になった瞬間に攻撃が次第に手薄になっていきました。そうすると、ボールの引きだし、そして出し所が段々と狭くなっていき、開幕当初から言っておりましたが、選択肢のない攻撃が更に選択肢を失い、島田と高地がボールを持って味方を探す場面が多く見られました。前線の選手たちの動きが効率的ではなかったので、そこにボールが至らずにフォワードが攻撃のポイントにならず、中盤の選手たちが攻撃のポイントであったので、ボールを奪われる位置が非常に悪い状態になっておりました。しかも、そのボールの取られ方が積極的なミスではなく、自らの首を絞めるかのようなミスであったので、試合展開に悪影響を及ばさざるを得ませんでしたね。

愛媛のカウンター攻撃は、愛媛の守備が組織化されていて、策略と言う網にかかってボールをとられてからのカウンターではありません。すべてがサガン鳥栖の選手のミスと躊躇の結果がボールを失うきっかけとなっており、愛媛のカウンターの起点でした。後半、トジンが入る事によってすこしづつポイントが前の方に移りましたが、後半開始早々の失点もあり、時既に遅しとなってしまいましたね。

愛媛の選手たちは、やることも理解していましたし、そのやる事に対するアプローチもワンタッチプレイを駆使するなど、非常にプレイが早かったです。危険な地帯でドリブルを試みたり、攻撃につながらないドリブルを試みたりしている鳥栖の選手たちと、判断力と決断力が雲泥の差でした。

この試合の敗戦は技術力の差ではありません。組織力の差であり、チームワークの差であり、そしてそれは残念ながら監督の差でもあるのでしょう。現在の鳥栖の攻撃では、最終的に誰を生かしたいのか、誰が生かされたいのかというのが明確に見えません。島田なのか、高地なのか、山瀬なのか、山田なのか、それとも他の誰かなのか。試合を決定づける選手というのはそんなに多人数は必要ないのですが、鳥栖には試合を決定づけようとする選手が多分に溢れかえって、それをサポートする動きをする選手たちの方が少ない逆ピラミッド構成になっているような気がします。
  

Posted by オオタニ at 12:37Account

2009年05月24日

愛媛戦雑感

まあ、ひどい試合やったね(笑)

サガン鳥栖にはいらない選手なんていない!

…けど、渡邊の顔はしばらく見たくないな~w

あれは、1人で試合を壊したといっても過言ではないよね~。

でも、1点目取られた後だなんて、選手が誰も渡邊に声をかけなかったね。

サガン鳥栖ってみんなチームワークがあるって思ってるけど、実はそんなことはないんじゃないかなって思った。

新加入の選手も多いし、岸野さんの求心力がなくなってきているんじゃないかなってちょっと心配。

渡邊が赤星の二の舞にならなくてもすむようにケアしてあげないとね。

あとさ、渡邊だけじゃなくてさ、前のエントリーでも書いたけど、島田にもそろそろ休みを与えてみては。

何も仕事できていない選手を入れ続ける必要はないんじゃないかな~。

廣瀬をひっこめたように、島田もひっこめてもう一度外から試合を眺めさせたらいいかも。

ま、でも、渡邊や島田の代わりがいるかっていうところよね。サガン鳥栖に彼ら以上の選手がいないならば出し続けないとしょうがないよね。

最後、誰もが思っていた山瀬と島田と高地の共存ってどうなの?っていう疑問がそのまま何も解決されないまま試合を向かえているよね。技術のある選手を入れとけばなんとかなるって考えだったら払拭しないとね。島田や山瀬は新加入だから使わないといけないってことはないわけだし。

今年は、選手の質は高いと思う。でも監督はうまく使いきれてないよね。トップに山瀬をいれて機能するわけないのにね。岸野さんも、マリノスの試合を見ているわけじゃなかっただろうけど、少なくとも、山瀬の使い方は下手だと思う。
  

Posted by オオタニ at 19:17Match Impression (2009)

2009年05月21日

サガン鳥栖 VS 横浜FC (ベアスタ)

2009-10 サガン鳥栖 1 - 0 横浜FC

富山戦のスコアレスドローでやや意気消沈気味なんですが(笑)

前半開始直後からの猛攻の割には、生みの苦しみでなかなか得点がはいらなかったのですが、最後は飯尾の"個人技"で虎の子の1点を挙げ、なんとか勝ちきりました。

この試合で鳥栖が前半から押し込むきっかけとなったのは、義希の飛び出しに対して山田がダイレクトで出したパスが通ってからでしょう。あのパスが通ってから以降、裏のスペースでフリーでボールを受けられるのを嫌がった戸川と早川がディフェンスラインを押し上げる事がまったくできなくなってしまいました。彼らがベンチからの樋口監督の押し上げのジェスチャーに応えることないままラインは低い状態を保っていたので、池田や廣瀬がうまく横浜FCの中盤とディフェンスラインの間のスペースを使って、ひいてボールを受ける事が容易になりました。これが前半にサガン鳥栖が完全にペースを取った理由でしょう。

ところが、そうなってくると縦への楔が入り出すので、わざわざディフェンスラインの奥に出さなくてもよいと切り替えたのか、山田を信じて義希・高地の二人がよく前線に飛び出しを見せておりましたが、ボールが出てくる事が皆無になりました。山田は飛び出した二人にたびたび手をあげて謝る仕草を見せていたので、義希や高地の上がりに気がついていないわけではなかった模様です。

裏への飛び出しへの警戒が解かれたことと、徐々に鳥栖の運動量が減ってきたことによって、横浜FCのディフェンスラインが次第に高い位置で整うようになってきます。そうすると、池田や廣瀬に入ってくるボールへの対処がディフェンスと中盤の双方で行えるようになり、前半でボールをキープできた位置で、ポストプレイを演じる事ができなくなってしまいました。

相手のラインが上がってきた事によって、しわ寄せが来るのは、ボランチとディフェンスラインでありまして、前半当初はフリーで相手のプレッシャーがなくボールを扱っていたのですが、次第に相手のプレスがじわじわと早くなってきておりました。渡邉のロングボールが多くなってきたのも子の頃であり、そうすると、次第に攻撃のポイントが外へ外へと押し出され、シュートを打てる位置へ持っていく距離が長くなってペースを維持することができなくなりました。

ディフェンスに関しては、0-0の頃はディフェンスラインと中盤との距離が非常にバランスが保たれていて、ほぼ、相手の自由にさせることはありませんでした。両サイドバックがベテランということもあって、絞り方やバランスのとり方がよかったのではないかと思います。

特に、山田についてはわざとスペースを空けているのかと思わせるくらい大胆に中央に絞っていたのですが、実は相手が危険なエリアでアタックをしかけてくるよりは、そこを避けてボールを外に開いてもらったた方がいいという判断での動きだったのかもしれませんね。実質、山田の空けたスペースを使われても決定的なクロスを上げさせるまでは至っておりませんでした。横浜FCにとっては難波がいなかったことも痛手だってでしょうけどね。

バランスと言えば、飯尾が上がって得点を取った瞬間に鳥栖らしさを感じたのは、ディフェンスラインに義希が入っていた事ですね。飯尾がゴールを決めた事は攻撃の結果でしかありません。飯尾が上がっていった時にチームとしてのバランスをどう保っていたかという点が見ものでした。結果的に、飯尾が左サイドを上がって行った瞬間に義希が入ってディフェンスラインを崩さなかったという事は、チームとしてリスクをカバーしている状態だったという事ですね。決してリスクを犯してでの攻撃ではなかったという点が鳥栖らしいなと思いました。もっと時間帯が差し迫っていればそういうリスクを犯したかもしれませんけどね。

飯尾は、あの角度で、右足でのキックフェイントで左足で決めるだなんて発想が大胆ですね(笑)ディフェンダーだからこそ挙げる事ができたんじゃないかなと思います。あの角度だったら特に、右足が利き足の選手が、左足でファーサイドに蹴るとボールが逃げていくのでディフェンスもキーパーも虚をつかれたでしょうね。
  

Posted by オオタニ at 13:15Account

2009年05月17日

まずはひとつ

何はともあれ勝ってよかった!

前半の最初の方以外はボールがぱったりと収まらなくなったからね~。

そして、試合を決めるシュートを放ったのが飯尾だっただなんて!

しかも、左足で決めるだなんてフォワード以上のシュートじゃん!

でも、110(←イイヲ)のキックフェイントで二人のディフェンダーが釣られるとはwww

110がバックスタンドにやってきたとき、久しぶりに110のコールやったよ。

以前、発起した110と叫ぶ会をついつい思い出してしまった(笑)

110が広く世間に知れ渡ったので脱会してたけど、そのとき以来かな~、110のジェスチャーとコールをしたのは!

110の満面の笑みを見たのもひさしぶりやったね。

しかしながら、でんぐり返しの後に岸野さんがうかない顔してやってきたのが印象的やった。

そりゃ、気分が晴れる勝利ではないよなぁ。。。

明日にでも詳しく振り返ります。
  

Posted by オオタニ at 21:36SAgAN Diary

2009年05月14日

サッカーが見れる事

昨日、叔父がなくなりまして、通夜があり、今日はお葬式でした。

叔父も2年前から肺がんにかかっておりまして、もちろんですが、趣味のゴルフ・釣り・ソフトボールなどもあきらめざるを得なかったということ。

我々もサッカーが見れるってことは、趣味を満喫できるという事ですよね~。

健康であることに感謝しつつ、サッカーも楽しみたいですね。

…そう言いつつも、日曜は負けたら"大カツ"日記を書くんでしょうが(笑)  

Posted by オオタニ at 18:45Other Diary

2009年05月12日

4連勝しかない!

強豪チームとの3連戦3連敗で始まった2009シーズン。

戦う順序(組み合わせ)については決められていることなのでしょうがないことなのだが、チームの気勢を上げるという意味においては必ずしも良い組み合わせではないような気がした。

そのいやな予感は現実のものとなったのだが、どっちにしろ、1年を通じて全チームと3回ずつ総当たりでの戦いをしなければならないので、開幕ダッシュに失敗したのならば、第2クールダッシュを行えばいいじゃないかという考えで行くしかない。

その考えから行くと、これからの4連戦は比較的戦力が低いチームとの戦いになるので、第2クールへ向けて、昇格争いへと再び名乗りを上げるか、昇格への思いがより一層意気消沈してしまうかというターニングポイントになるのではないかと思う。特に、愛媛戦が終わると第1クール後の順位が決まってしまうので、何とか中位以上の成績を残しておかないとね。

では、ここからの4連戦を…

横浜FC
ここまで1勝しかしておらず、最下位と断然低迷中。勝利あるのみ!!

富山
順位の上ではひとつ上だが、楚輪さんのチームにだけは恩返しの意味でも負けるわけにはいかない!勝利あるのみ!!(って、今の鳥栖の選手たちがその意味を理解しているとは思わんが)

愛媛
開幕3連勝と絶好のスタートをきったが、ここ5試合は1勝4敗と波に乗れていない。勝利あるのみ!!

熊本
仮にもダービーと銘打っている相手に対し、しかも同じ相手に2度も負けるわけにはいかないでしょう!勝利あるのみ!!

ということで、ダービーでの悔しさを晴らすには是が非でも4連勝しかない!
  

Posted by オオタニ at 19:16SAgAN Diary

2009年05月10日

福岡 VS 鳥栖 雑感

※現在、500mlビール1本と、ワインを1本空けている状態ですのでそれを念頭においててください(笑)

"本当の意味の"九州ダービーは0-0のスコアレスドローという、両チームの選手にとっても、サポーターにとっても不完全燃焼の状態で終わった。

試合全体を通して思うところは、思い切りの良さと、リスクを鑑みない攻撃という点に互いに乏しかったと所だと思う。負けたくないという意識と、戦術的な守備へのケアを考えるとチームのバランスを取りながらの戦いは当然の行為であるが、それがスコアレスドローに繋がってしまってやや物足りなさを感じてしまうのがサポーターとしての感情だろう。これが、C大阪戦や、仙台戦ならば、鳥栖の選手たちをもろ手を挙げてよくやったと褒め称えたいところだが、福岡が相手となるとどうしても満足感を得ることができないのは気のせいではないと思う。

この試合のブレーキはあえて島田と言いたい。ボールによく絡んで、守備もこなして、だいぶん鳥栖のサッカーに馴染んできたとは思うのだが、島田に求めるレベルはもっと高いところにある。カウンターの場面で、ボールを持ち考えすぎて、逆サイドに展開するがカットされた場面は、簡単に左サイドの廣瀬に出すべきであった。廣瀬は、その後のチャンスで、田中と宮原をひきづりながらファーサイドの池田へのクロスにつなげた場面といい、相手とのマッチアップで主導権を握っていただけに、早めにボールを送ってほしかった。

島田の意図するところと味方のプレイとのギャップがあるのかもしれないが、島田が決定的なラストパスを送るという状況はフリーキック以外にあまりなりえていない。島田はカウンターの場面でボールを持つ機会が多く、単独でドリブルを開始するものの、それからシュートにつながっている場面の記憶がない。もちろん、フォワードの動きの質もあるのだろうが、個人で局面を打開できる選手だと思っていたが、意外にもそうでもないようだ。ならば、島田の生きる道というところをチーム全体で考えないといけないのだろう。監督も途中で交代する気持ちがないようであるし。

彼がシュートをふかしたり、雑なパスミスを見たりすると、ムラがある選手なのかなと思ってしまう。川崎元気を彷彿とさせるムラッケのある10番にだけはなってほしくないのだが、正直、申し訳ないほどにいまいちまだ信頼が置けない。筆者的には、敵にある状態での島田という選手の力量と味方である状態での島田という選手の力量を量りかねている状態なのだ。彼にユンさんや三原・矢部のようなプレイを求めるのは気の毒なのだろうか。

あと、義希に関しては、いい働きをしていたが、仕事をしなければならない場面でやっぱり雑すぎる。前半24分頃の中盤の出足のカットとそこからのドリブルは良かったのだが、ゴール前の廣瀬へのパスが雑すぎる。ノールックパスもいいのだがパスがつながらないと意味がない。その前のプレイでも、不用意なパスミスもあったし、ひとつのミスが大きな流れを返るという事をプロ何年目にしてもまだ気づいていないのではないかと思わせる場面があるのが非常に口惜しい。彼はもっと高いレベルでサッカーをできる素材だと思うのだが、発揮できない状態にあるのは何か原因があるのではないかと疑いたくなる。

他に目に付いたのは、左サイドに深く入って、磯崎にボールが戻ったときの選択肢がバックパスしかないところ。せっかく、敵陣に入って、ゴール前にも選手が待ち構えているのに、磯崎からディフェンスラインまでボールが回った瞬間にノーチャンスへと変わる。相手からのプレスを受けたときに、飯尾も渡邊も足元に弱いので長いボールを誰もいないところへ蹴ることで精一杯だからだ。

ここで言いたいのは、磯崎のバックパスが悪いという事ではない。磯崎は、無理なパスをしてカウンターを食らうのを嫌って、マイボールを失わずに後ろに戻しているので彼の選択は正しいと思う。問題は、左サイドからのスローインや、遅攻において、磯崎がパスをできる位置へポジションを取る事や、アーリークロスを上げるような状況に周りが動けていないことではないかと思う。それができないと、結局は飯尾にボールが戻って、そして彼が残念なロングボールを蹴らなければいけない状況になるのだ。ボールを失うという意味では後ろからのロングボールも前からのチャレンジも同じなのである(カウンターの位置は異なるかもしれないが)。どうせ同じならば、得点につながるような場面でチャレンジをしようではないか。そういうプレイができていないのが非常に残念である。

さて、交代で入ってきた野崎とトジンは問題外の働きであった。彼ら自身は、なぜ、自分達がスターティングメンバーをとれないのか猛省するべきであろう。とにかくトラップが次の動きへの準備になりえていない。トラップの段階でがっくりさせるプレイヤーが交代でてくるのは、先発選手に失礼ではないか。短い時間で役割を果たして仕事をしないと、次のチャンスは回ってこない。特にトジンは、気持ちが空回りしすぎたのか、簡単にはたいてほしい所や、キープでいい場面で無理な突破を試みたり玉離れが悪い場面があった。彼がでるくらいならば、疲れている廣瀬の方が幾分もいいプレイをしていた。

最後、この試合を決めるべきゴールは、後半のロスタイムの山田のクロスからの野崎(?)のヘディングであった。あのヘディングを決めなくてどのゴールを決められるのか。まったく、こういうところで勝ちきれないところが、開幕からしつこく言っている、勝ち点1を3にというところだが、結局1に終わってしまった。こうしている間にも、上位陣は着々と勝利をあげて勝ち点を伸ばしている。じりじりと上位に引き離されている状態を選手たちはどう考えているのだろうか。悔しいのかもしれないが、悔しさを晴らしたければ勝つしかない。

とにかく、両チーム共に肝心な場面で思い切りのいいプレイ、そして精度の高いプレイにかけていたことは確か。もちろん、鳥栖の方が出足が鋭くてセカンドボールも奪って試合を支配していたと思うのだが、ゴール前になって突然躊躇してゴールが奪えなかったのであれば何も意味はない。互いに今年のチーム状況を現しているかのような試合だったのだろう。決められそうで決められない。

また、イエローカードがなかったダービーというのも珍しい。セーフティプレーだったということ事で非常にいいことなんだろうが、なんとなく物足りないゲームであったというのはイエローカードがでなかったという事と結びつくような想いがするのは気のせいだろうか。
  

Posted by オオタニ at 21:30Match Impression (2009)

2009年05月10日

ラス前ヘッド

あれを決めなくて何を決めるん?!?!?!??!  

Posted by オオタニ at 14:58Match Impression (2009)

2009年05月10日

D.Dのお知らせ

D:ダービー
D:断念

…ダービーの観戦を断念せざるを得なくなりました(涙)

つ 魂  

Posted by オオタニ at 10:00SAgAN Diary

2009年05月09日

ダービープレビュー

ここ5試合で1分4敗と非常にチーム状態が悪い福岡と、ここ5試合は2勝2敗1分ながらも、草津戦での快勝によってチームが上昇気流に乗りつつある鳥栖との九州ダービー。

まずは守備面。鳥栖が注意する点は二つ。鳥栖から見て左サイドの裏のスペースに対する城後の動きに気を付けること。もう一つは、宮原の縦への飛び出しと意表をつくパスに注意すること。

いまの状況では、大久保と高橋はフォワードとして攻撃の起点になりえていない。アジエルの時に失敗したように、特段マンマークをつけるなどの意識しすぎた守備を行うと逆効果になる。それよりは、カウンター気味に城後が裏のスペースに飛び出して来るプレイや、中払・中島のコンビによるサイドの崩しなど、鳥栖のサイドの選手が上がった背後をつかれることを未然に防ぐ事が必要である。ひとたびクロスを上げられると大久保・高橋はストライカーとしてはそれぞれ高さとセンスがあるので、そこにボール(クロス)が至る前の部分で抑えたい。

あと、宮原の動きは鳥栖にも在籍していたことだしよくわかっているだろう。通常のプレイの中では運動量はさほどないのだが、あるとき突然としてギアが入ったかのようにワンツーなどを駆使してゴール前に突進してくる事もあるし、また、隙間を縫った一発のパスを送ってくる事もある。鳥栖は一発でのカウンターやスルーパスに非常に弱いので、城後や宮原の一発を警戒する事が重要である。

攻撃面においては、ここ数試合でボランチに入っている宮原と山形はそれぞれ、ハードワークできないという点と、1試合に1度は大きなミスを犯すという点で鳥栖がついていくべき穴でもある。特に、双方が互いに連係をとって動けているとは言いがたいので、中央のバイタルエリアにスペースがあいたら、高地・島田のテクニックによって十分にシュートまで持っていける。

草津戦のように十分な運動量と、シンプルなプレイでボールを不用意に失わないことを心がければ決して勝てない相手ではない。リスクマネージメントさえしっかりできていれば、失点することはないだろう。

明日は2年ぶりのダービーでの勝利の雄たけびを敵地にて上げようではないか。  

Posted by オオタニ at 17:28SAgAN Diary

2009年05月07日

サガン鳥栖 VS ザスパ草津 (ベアスタ)

2009-09 サガン鳥栖 4 - 2 ザスパ草津

試合が始まる前、この試合でサガン鳥栖が4点も取ろうとは誰が想像していたでしょうか。得点とはこんなにも簡単に入るものだという不思議な感じで次々と得点をあげていってましたね。2失点してしまったのは頂けないですが、とにかく勝ち点3を挙げるというミッションを成功させたのでよしとせねばですね。最良の薬が処方されたと思います。

この試合で4得点をあげる事ができた原動力は、何と言っても武岡でしょうね。彼の動きはいたってシンプル。空いているフォワードにパスを単純に送り込むことと、常に前を向いてプレーをすること。この2点がミスなくこなせているだけでチームのパス回しに活気が湧いておりました。

特に、空いている選手を確実に利用するということは、受け手の意志の思うがままにボールを配給できるという利点があります。ボールを受けた選手も相手ディフェンスの対処が始まる前にボールを扱えるので自分の形に持ち込みやすいですよね。武岡自らの先制点の場面は右サイドのスペースへ抜けようとした廣瀬へ、いいタイミングでパスを送っておりますし、2点目の廣瀬の得点の場面においても、廣瀬が前方へ侵入するタイミングでパスを送りだしています。廣瀬も池田も武岡から早めにボールをもらうことによって、次のアクションが自分のイメージどおりに表現しやすかったと思います。

また、4得点のうちの3得点はいずれも中盤の選手が外から中へという動きの中で生まれたものです。これまでの戦いでは、外・外・外と外からの攻撃に特化してしまう事が多かったので、肝心のフィニッシュの位置が遠かったり、フィニッシュを行う選手が相手ディフェンスのマークがはずれなかったりしておりました。外・外・外の動きであっても、中に入っている選手が強靭であれば、クロスをあげるだけで得点の可能性を感じるのですが、悲しいかな、鳥栖のフォワードや攻撃的中盤の選手たちは相手ディフェンスよりもかなり体躯で劣っております。

よって、今回の攻撃のように、外から中、そして中から外という動きで相手の動きをはずすことによって、足元でつなぐ攻撃がはまると体躯に関係なくいい形でシュートを放つ事ができます。先制点は武岡が中に入ってパスを送り、そのまま自らは中央へダイアゴナルでゴール前に入ってボールを受けてのダイレクトシュートでした。ヒールでつないだ広瀬と義希は武岡と逆の方向にダイアゴナルでゴール前に入っており、それぞれがクロスの動きで草津のディフェンスをかく乱しておりました。(池田はファーサイトで相手のディフェンスをひっぱっていましたね)

3点目は、島田が右サイドから中央へドリブルを開始した瞬間に、義希は草津のディフェンスがしぼった際にあいたスペースを狙って逆に右サイドに対してワイドに飛び出しを見せており、島田の配球もベストタイミングで義希に送られました。4点目は高地が中央やや右サイドから左サイドへと逃げるドリブルを行い、それに対処する草津ディフェンス陣を見透かすように、一転、脊中の方向と言ってもいい中央の池田へボールを送り込みました。

それぞれが、待ち構えている選手のイメージが実現できやすいタイミング・形でボールを配給することができており、互いにクロスの関係での動きによって草津のディフェンスを崩しております。そして、それぞれがベストなタイミングで配給されているということは、いい形で球離れをしているということにもなります。考えすぎてボールを持ち過ぎるのではなく、至極シンプルで簡単なプレイこそが今回の4得点に繋がった一番のポイントではないでしょうか。

攻撃的選手にもいろいろなタイプがありまして、中村俊・名波のように、ボールをキープして味方を探しながら左右・縦横と幅の広いパスでゲームを作るタイプもいれば、オフェルマウスやホアキン(※)のように縦へのドリブルで状況を打開する選手もいます。そして、藤田(現熊本)や森島(ミスターセレッソ)のように、フィールドの至る所に顔をだしてとにかくボールに触り、そして、早いタイミングでシンプルに前へとボールを送りこむタイプの選手もいます。鳥栖に必要だったのはまさに藤田・森島タイプであり、今回は武岡がその役割をこなしたことによってチームに好影響を与えたのだと思います。

いささか小言をいうならば、本来はその役割は義希が果たしてしかるべきだと思っております。草津戦においても、ボールを失うきっかけになるのは義希であることが非常に目につきました。思うに、彼の持ち味が存分に発揮できていないのは、フィジカルトレーニングが不足しているのではないかと想像します。数年前から見せていた強いキープ力は下半身の強さから来ているものでしたが、今年はなぜか下半身が腰砕けになることが多いです。下半身のトレーニングが数年前よりも劣っている事が、キックミスやドリブルのミスにつながっているような気がしてやみません。衛藤や下地が帰って来た時にポジションを失わなくてもいいように頑張ってほしいですね。

さて、逆に、シンプルにいかなかった事でピンチを招いた例は、渡邉がロングフィードを躊躇した場面ではないでしょうか。池田も廣瀬もロングフィードを狙って、ツートップがそろって非常にいいタイミングで相手ディフェンスの裏を狙う走りをしていたのですが、渡邉がキックしようとしてなぜか躊躇して蹴るのをやめてしまいました。そのプレイが元で相手のプレスにあってしまって、結果的に相手のシュートを許すという逆にピンチを迎えることになってしまいました。

もちろん、足元でつなぐ事も重要なのですが、チーム全体の意識が長いボールという事でベクトルがあっているならば、長いボールでの攻撃をしかけることもまた一つの組織力だと思うのです。基本の戦術を全うしながらも、長短織り交ぜる事が相手のバランスを崩す事にも繋がるので、あの場面はツートップの意識もかみ合っていたことだし、相手の裏へとボールを送り込んでほしいところでした。

チーム組織として気になったのは、4点差になってもまるで僅差であるかのように攻めを急いでいたことです。1点とられて4-1になると更にその意識に拍車がかかったかのように、一進一退の攻防を繰り広げるようになってしまいました。3点リードしている状態でのコーナーキックで、相手が決定的チャンスを迎えるようなカウンター攻撃を許すなんていうのは、リスクマネージメント、そして状況判断がやや欠如していたのではないでしょうか。

もちろん、リードしていても受けることなく前を向いて攻める事も大事ですが、失点のリスクを負ってまで攻めるのは状況としてはあまりよろしくないことですよね。事実、後藤の追撃弾を受けてからは、高田が退場するまで2点をリードしているという安心感がまったくないような感じで試合を見なければいけなかったですもんね。ホントに高田の退場は助かったし、草津としては反撃の狼煙を味方に消された格好になりました。

それにしても、サガン鳥栖は後藤涼には驚くほど弱いですね。2007年には初ゴールを献上したり(しかも同点に追いつかれる痛恨のゴール)、昨年も藤田の先制点をふいにするこれまた痛恨の同点ゴールを決められましたし、今年もまた裏へぬけられていとも簡単に決められました。

後藤に決められた失点パターンが3年越しでありながらどれもほとんど同じようなものなので、もっとディフェンス陣も工夫が欲しいところですよね。今年のディフェンスラインは、面子的には昨年と3人が入れ替わっているのですが、やはり、中核である飯尾がびしっとしめて欲しいところではあります。その飯尾も前半にさらっと広山に交わされていましたが、あのような軽い守備をしているようではレギュラーの座すら危ぶまれてしまいますよね。

この試合は、ラッキーボーイである武岡の存在によって快勝を挙げる事はできましたが、中盤や前線との連携不足による不用意なパスミスからピンチを招く事や、ディフェンスラインへの裏のボールの対処にまごつくなど、チーム全体に内包する問題はいまだ解決されてはいません。

次のダービーはそういった組織や技術というものを超越した気迫と気迫の勝負になるかとは思いますが、心は熱く、頭は冷静にの心境で是非ともダービーに勝って欲しいところ…いや、勝利あるのみでしょう。福岡も途中は調子がよかったかのように見えましたが、いまは鳥栖と勝ち点で並ぶところまでチームの調子が落ちてきております。鳥栖の選手たちには、せっかくの草津戦の勝利をふいにすることのないプレーを期待しております。

(※)日本には、中盤の選手で直線的な早いドリブルに特化して長けていた選手はいないかなと思ったので外国人にしました。あえていうならば、全盛期の前園とかノっている時の石川(FC東京)とかかな。
  

Posted by オオタニ at 17:48Account

2009年05月05日

人生初づくし!

GWでは人生初の事づくし!

ゴルフでは、天瀬温泉カントリークラブ 17番ホールのPAR4(313ヤード)で、なんとワンオン!!!
300ヤードくらいのビッグドライブでイーグルトライという初めての快挙を成し遂げました。
…ん?イーグルトライってだけで、イーグルではないですよ!ちなみに、3パットのパーでした(笑)

次の人生初は、ソフトボールでのことです。
ソフトボールのリーグ戦は開幕戦を向かえました…が!
いつもは、5番や6番を打っているんですが、助っ人の選手が来るということで打順を7番に下げられ…(涙)
助っ人の選手何ぼのもんじゃ!って思っていたら助っ人の選手の方が断然若くて上手かった(笑)

ちなみに筆者は、1打席目はストレートのフォアボール、2打席目も1-3からフォアボール。
まったくバットを振らせてもらうことのないままやってきた3打席目、最終回2アウト満塁で筆者に打順が回ってきました。
とりあえず一回はバットを振りたいと思って、初球を思いっきりふったら、3塁側にぼてぼてのファール…。
そこから、2球ボールが続いて1-2からの4球目のことです。
先ほどまでと違ってフォアボールでは押し出しになってしまうし、さっき振ったぼてぼてのファールを見て、相手のピッチャーがオレを舐めてストライクを取りに来たんでしょう。(打順も7番やし)

すーーーっと入ってきた、真ん中低めのストレートを

「がちこーーーーん!」

って満塁ホームランを打ってやりました♪

人生初の満塁ホームランです!!!☆

手ごたえも抜群で、レフトのはるか頭上を越えるボールを見た爽快感がいまでも忘れられません!^^

…ということで、何をオチにしたいのかというと、今年は湘南戦は見にいけなかったのでサガン鳥栖の勝利をサッカー場で見ておりません(涙)
明日こそは、初づくしの集大成ということで、今期の初勝利を見れそうな気がします!!!
  

Posted by オオタニ at 00:05Other Diary

2009年05月04日

すごいよ!サカクラさん!

すごいよ!マサルさん!の乗りでw

何試合か前の、熊本VS札幌をテレビで見ていたら、サカクラさんが解説をしていて、

「ありえんwwwwww」

っていう迷解説をメモっていたtextが見つかったので、遅ればせながら掲載しとこ。

-------------------

キーパーが、右サイドを走る抜ける木島へパスを渡さずに、中央で構えている中山にボールを送り、結局、相手にボールを奪われてしまったとき、

「いま、キーパーの吉田は右サイドに木島がフリーでしたが、あえて中山にボールを送ったんだと思います。チームとしての約束事が徹底されているってことです。」

って言ってたけど、ただ単に吉田が気づかなかっただけじゃないの?
フリーにいる選手にボールを送らないでわざわざマークがついている選手にパスをだすか?!
って思ってたら、

「あそこで、木島にボールを送っても、チーム全体として約束されていないから、連動して動けないからです!だからこそ、中山に一度ボールをあてるのです!!」

って断言したサカクラさん。

そこまで言うんだったらそうなんだろうな…

っと思った矢先に、それから以降は中山を無視して木島に早いフィードを送るゴールキーパー吉田(笑)

ま、そんなもんよね。フリーの選手にボールをだすわな、普通。


そして、試合終了間際に

「熊本は守ろうという意識はないんでしょうね!常に攻めの意識を持っていますよ!」

って言った瞬間にコーナー付近で時間稼ぎをはじめる熊本イレブンwww

サカクラさんは考えすぎだよな~。普通に普通に解説していたらいいのになーってたまに思う。

それにしても、この前、福岡戦を解説してたときに、布部との息の合わなさにはびっくりしたwwww

あれじゃ、アビサポには嫌われるだろうな。布部の意見を却下したときには度肝を抜かれたよwwww

  

Posted by オオタニ at 09:20Soccer Diary

2009年05月03日

サガン鳥栖 VS 栃木SC (ベアスタ)

2009-08 サガン鳥栖 2 - 2 栃木SC

生観戦の試合は、すべて試合数を刻んでいっているので足跡を残しておきます。

…が。

水戸戦が終わってしまった後なので、栃木戦を振り返ることにモチベーションがあがりません(笑)

失点に関しては、システムは関係ないという岸野監督の言葉は確かですね。センターバックとたったひとりのアンカーで挟んでボールを奪いに行って取れなかったら、そりゃ失点しますよね。奪いに行く方法と、相手へのマークの方法は戦術通りでしょう。その戦術を実行して取れないならば、選手が悪いに決まっています。

あえて戦術的につっこむとすれば、先制の失点のシーンは、逆サイドにいた磯崎は、ラインを整えてオフサイドを取る気がないならば、自分のサイドに上がってきている選手がいないので、最終的には相手フォワード(稲葉)だけを相手にするしかなかったので、もっとしぼって中央をカバーしてもよかったのではないかと。意外と触れられていないけど、あの先制点は磯崎の動きも多少は絡んでいたと思います。磯崎の動き(思い切り)次第で、オフサイドもとれていたはずだし、独走を許した稲葉をなんとかカバーリングできたかもしれません。

攻撃に関しては、シュートチャンスはなんぼか作りましたからね。決められないのは技術力の問題ということで。

ただ、こういう、後手後手になってしまっていた状況下において、最終的に同点に追いついたことはすごいと思いますし、よく頑張ったと思います。

しかしながら、こういう形でミスミス勝ち点を失っているようでは、昇格が云々とか語る資格はないですね。こんなチームでは絶対に3位以内には入れないでしょう。J2リーグはそんなに甘いもんじゃありません。

まあ、我々が言わなくても、選手たちはこれまで十分学んでいると思うんですけどね。これまで散々辛酸を舐めてきましたからね。今年は昇格できないということは、薄々感ずいて来ているのではないでしょうか。

でも、だからこそ、そういう気持ちを払拭するために、気持ちを高く持って頑張らないといけないと思うのです。

そんな中でありながら、水戸戦の後の山田の言葉が非常に気になります。

この言葉は、気持ちで戦えていない選手が存在するということを現しているんですよね。

それじゃ…岸野サッカーでは戦っていけないし、勝てないでしょうね。

正直、岸野サッカーは技術力のなさを気力と組織力でカバーするものですからね。
  

Posted by オオタニ at 21:53Account

2009年05月03日

補強!!

まさかの補強!!

山瀬弟は一昨年は、ばりばりレギュラークラスで試合に出ていて点も取っていたし、実力としては申し分のない補強だよね。

ただ…どこで使うんだろう??

まさか島田や義希ははずさないだろうし、廣瀬をベンチにひっこめるような思い切りは監督にはできないだろうし。左サイドバックで使うのはきついし。チームの全体最適をどのようにして行うのか、使いどころが楽しみやね。

いま一番ほしいのは、足元に優れたセンターバックだけど、そんな選手は他のチームものどから手が出るほどほしいだろうから恐らくサガン鳥栖では補強はできないと思う(笑)

中盤から前を厚くして、ボールを失わないサッカーをするしかないね。

とにかく、山瀬弟の加入で、チームに新しい風が吹いて流れが変わる事を祈ろう!

まあ、流れとか風とか、山瀬弟には、技術面だけでなく、技術面以外のところにも頼らざるを得ないことが少々寂しいのでもあるんだけどね~。
  

Posted by オオタニ at 18:05SAgAN Diary

2009年05月02日

中林すごいね!

中林はことごとく清水の攻撃を止めていたね!!

名古屋戦も無失点だし、川崎戦もディフェンスとの連係ミスからの失点1のみだし、花開いたのかな!

でもさ、鳥栖にいるときに開いてくれてもよかったんだけどね(笑)

ガンバから呼ばれたこともあったし、現在活躍の場を得ている広島といい、J1から呼ばれているってことは、才能はどこもが認めていたんだろうね~。
  

Posted by オオタニ at 21:57Soccer Diary

2009年05月02日

開店休業

水戸戦は開店休業ということで。
開店休業の試合がこれからも続くかと思うとそら恐ろしい。。。
そして、鳥栖が散々苦労した栃木に富山がさらっと4-0で勝ってるのが脅威でしょうがないね。

どうでもいいけど、いま福岡VS札幌をテレビで見ていたら、中払さんが汚いのは分かっていたけど、そこにかかっていくダニルソンも…ねぇ。
ダニルソンの手が触ろうが、触ってなかろうが、あんな感じでつっかかって行ったら退場になるわな。

まあ、でも、何十年後かに中払さんがお亡くなりになったときには、絶対に成仏はせんやろうなとは思う(笑)
中払さんは、高校時代に地元では"大器"と言われながらも、選手として大成しないのはなんとなく理解できるよね。





  

Posted by オオタニ at 20:54Other Diary