サガン鳥栖の観戦記。戦術を分析して分かりやすく説明できるように心がけています。

2018年08月30日

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

2018年第24節、ガンバ大阪戦のレビューです。

スタメンですが、鳥栖は天皇杯で神戸に快勝したメンバーから、最終ラインのオマリ、三丸がスタメン抜擢となりました。両名共にミンヒョクや吉田に比べて派手なデュエルで見せるタイプではありませんが、クレバーな守備対応でポドルスキ、イニエスタ、ウェリントンなどの屈強なフォワードを相手にしてもゴールの鍵をしっかり締めきったのが認められた格好です。ガンバも最終ラインに少し変化をかけてきまして、勝ち点3を奪うためにはより攻撃的な選手の投入を…という考えだったのか、ファビオ、オジェソクが控えに回り、米倉、藤春の出場となりました。

鳥栖のシステムは、攻撃時は4-3-3でトーレスへのロングボールを軸として、金崎と小野が時にはセカンドトップのように、時にはウイングのように流動的にポジションを変えてしかける形。守備時は4-4-2で中盤をフラットにして中盤のスペースを圧縮した形でした。スタメン発表を見る限りでは、守備時は名古屋戦のように3枚のフォワードが前から圧力をかける形かと思っていましたが、ふたを開けてみれば4-4-2フラットによる守備陣形で、そのシステム可変の対応は、小野が左のサイドハーフに下がるという仕組みでした。

ガンバの攻撃は、ボール保持ファーストとでも言いましょうか。鳥栖が4-4-2を引いて最終ラインへのプレッシャーはミドルサード付近からではあったのですが、ドイスボランチ(遠藤、高)の双方を下げてでもボールを保持し、繰り返しパスを回すことによって、鳥栖のディフェンスのほころびを狙うという形でした。このガンバの攻撃が機能したのは、サイドチェンジによる逆サイドのサイドバックへの大外ルートと、鳥栖がボールを奪いに来たときに奪えなかった事によって発生したスペース、この2パターンでした。

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

サイド攻撃をピックアップしますが、最終ラインでボール保持しながら、そして繰り返しサイドを変えながら、ビルドアップの出口を探ります。「意外と守備はするよ」というトーレスと金崎ではありますが、豊田程に二度追い、三度追いするようなことはありません。ガンバの攻撃のスイッチが入るのは、そんな二度追い、三度追いがなくなる(フォワードのプレスが間に合わなくなる)時でした。

逆サイドへの展開でトーレスや金崎が間に合わなくなった時、最終ラインで回していたセンターバック(もしくはボランチ)がボールを運べるスペースを利用して前進します。ボールを運ばれると鳥栖のサイドハーフも出てこざるを得ず、鳥栖のサイドバックはガンバのサイドハーフを見ないといけないので、ガンバサイドバックへのマークが薄れます。その流れを利用して、ガンバはサイドバックまでボールを運ぶのは比較的苦労していなかった印象です。

大切なのはビルドアップの出口のみならず、ではそこからどうやってシュートまで繋げるのかという所なのですが、ガンバは人数をかけてサイドから縦もしくは中央に入っていくやり方を試みていました。ボランチをビルドアップ要員で利用しているので、サイドバックをフォローするのには少し距離が遠すぎます。そうなると、サイドハーフもしくはフォワードがサイドの数的優位要員とならなければなりません。そこに制約はなかった模様で、倉田、藤本、アデミウソンがその時々に応じてサイドにポジションを広げていました。カズマはサイドに加担することは少なかったのですが、サイドバックが上がったスペースに入っていくシーンもあったので、「お前はゴール前にいろ」という制約はなかったかに思えます。基本的には中央にいる事が多かったのですけどね。

藤本は中央でのプレイを好むのか、右サイドハーフの位置から中央や時折逆サイドに顔を見せていました。藤本のポジションチェンジによってガンバの攻撃が機能したシーンを紹介しますが、右サイドでボール保持して鳥栖のフォワード(トーレス)を引き寄せます。そこから逆サイドに展開してフォワードのスライドが追い付く前に前方への侵入を図ります。この時は倉田がボール保持要員としてポジションを下げており、左サイドはセンターバック、ボランチ、サイドハーフでビルドアップを試みるという、まさにこのゲームのガンバのボール保持戦術が現れています。

ここで、倉田のポジションに逆サイドの藤本が入ってきて数的・位置的優位を作り、鳥栖のライン間で藤本がボールを受ける事によって藤春のオーバーラップを活用しました。クロスの場面までは完璧だったのですが、この形だと別の課題が発生しておりまして、藤本がサイドの崩しに参画したため、クロスを上げてもファーサイドのフィニッシャーがいないという現象が発生しました。よいクロスでしたがシュートまでには至らなかったという状況です。

藤本を動かして崩した時に、ゴール前にボランチが飛び込むのか、逆サイドバックが飛び込むのか、このあたりのデザインをどう考えていたのかというのがポイントですね。サイドバックを飛び込ませるとカウンターのリスクが発生するので、自重してフォワード2人のみに託したのかもしれません。無論、前半、後半(残り時間)、点差などで攻撃デザインは異なりますが、もし、あのシーンで逆サイドのサイドバックが飛び込むというチームとしての約束があったのならば、藤春のクロスがミスなのではなく、米倉のポジショニングがミスという事になります。パスミスは、出し手のミスのように見える物でも、実はチームの約束としては受け手の方の問題であることもあります。

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

鳥栖の攻撃は、ボールを保持されていたもののガンバのクロスミスやパスミスに乗じて適度にカウンター攻撃を仕掛けられていました。ガンバと異なるのは、鳥栖は長いボールを基調としていたことでありまして、特にこの試合で分かり易いのはゴールキックをセンターバックにつなぐのではなく、ほぼすべてがトーレスに当てるボールとなっていました。ストロングポイントを生かすべくロングボールを送り込み、セカンドボールの回収から全体を押し上げようという戦術です。

鳥栖の攻撃のシステム可変対応は非常に機能しておりまして、ボール保持した時に左サイドで小野が高い位置を取ります。これによって、ガンバとしてはハーフスペースにポジションを取る小野を誰が見るのかという選択をしなければならなくなりました。

ガンバの回答としては、トーレスとセンターバックが1VS1となることを回避したのか、小野のサイドにスライドさせて逆サイドのスペースを空けるのを嫌ったのか、その理由は様々あるでしょうが、右サイドバックの米倉が小野につくことになり、大外のスペースとしてはガンバとして捨てざるを得ないエリアとなってしまいました。大外のスペースという、三丸にとっては格好のエサが出来ましたので、インサイドハーフがガンバのサイドハーフとボランチの間のスペースを縫って縦位置にいる小野に当て、そこからワンタッチで大外のスペースに流すという、一連の攻撃パターンが確立できました。これにより、何度も三丸のクロスというチャンスを得る事ができました。

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

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三丸が良かったのは、大外レーンに待機するものの前過ぎず、後ろ過ぎずというポジションの取り方。ガンバのサイドハーフにとっては、ボールが三丸に直接出た時に備えた対応も考えなければならず、非常に間合いの取り方が難しかったかと思います。三丸のスピードが速くて、ハーフスペースに待機する小野にパスが出た後にダッシュを始めても間に合うので、このようなポジショニングが可能となりました。ガンバとしては複数の選択肢のなかでどれを重要視するのかという選択を迫られていて難しい対応だったかなと。

さて、そんなこんなで前半終わってからの感想のツイートはこういう事でした。




前半のボール保持するガンバとそれを4-4-2ブロックで待ち受ける鳥栖という堅い構図では、試合が動くようなイベントはありませんでした。ガンバとしては予定通りボールは保持できていてサイドを使って攻撃はできている、あとはフィニッシュ次第。鳥栖としては予定通りブロックを組んでガンバに決定的なチャンスは作られず、適度にカウンター攻撃は仕掛けられている、あとはフィニッシュ次第。前半終了時点では、どちらもある程度思いのままに試合を進められていて、ネガティブな印象はなかったかと思います。

後半から、(正確には、小林の熱中症症状による交替くらいから)膠着状態を打開するべく、鳥栖がポジションを変えてきます。ガンバがビルドアップでボランチをさげるために、2トップのプレスがサイドチェンジによって完全に無効化してしまっているので、少し前方からプレッシングをかけるような形に変えました。具体的には左サイドハーフに下がっていた小野を1列上げました。ボール保持のために下がるガンバのボランチに対するプレッシャー要員という役割変更です。

これによって、最終ラインによるパス交換で簡単にサイドにパスが出せていたガンバに窮屈さが生まれる事になりました。ガンバのフォワードにはサイドに流れるタスクはあっても中央で引いて受けるというタスクは与えられていなかった模様で、ガンバとしてはビルドアップの出口はこれまで通り高い位置を取るサイドバックしかなく、これまで通りの攻撃パターンであるものの、最終ラインに対するプレッシャーが前半よりは強度が強くなったという状況です。鳥栖としては、これが功を奏してガンバのパスミスが発生し、鳥栖のカウンター機会の増加となりました。

■ 後半の守備体系
2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

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鳥栖の先制点は、この試合の攻撃の基軸となっていたトーレスへのロングボールから生まれたものでした。試合開始当初から献身的にチームの為にロングボールを競っていたトーレスが、このシーンでも相手に競り勝ってマイボールにします。中盤のパス交換にミスがあってガンバに奪われるものの、いち早くトーレスがプレスをかけ再度ボールを奪い返します。トーレスのロングボール対応と、ネガティブトランジション対応(ボールを奪われても直後にトーレスが中盤でプレスをかけてボールを奪いかえすシーン)はこの試合でチームを大きく助けるものとなっていました。

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

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ここからが大事なポイントなのですが、トーレスが奪い返したボールを受けた藤田が間髪入れずに左足で逆サイドの三丸に鋭いボールで大きく展開します。左足で蹴ったという所が大事なのでありまして、これを右足で持ち替えたりしていると、逆サイドへの展開と言うのが読まれるので、ガンバの右サイドハーフや右サイドバックがサイドチェンジの準備で三丸に対するプレッシャーをかけることができます。しかしながら、藤田の間髪いれない左足のキックによって、三丸が余裕を持ってトラップをすることができました。ここが一つの成功要因です。

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪
さて、ボールを受けた三丸ですが、前半は早いタイミングで(時にはダイレクトで)クロスを中央に入れていました。あわやオウンゴールというシーンもあったのですが、繰り返し入ってくるクロスはガンバの最終ラインを緊張させるのには十分のインパクトを与えていました。あのクロスのイメージがあるので、ガンバは三丸がボールを持つと当時に、ボランチも最終ラインにさげてゴール前を固める動きにでます。三丸はクロスを入れるという選択と、中央に繋ぐという選択があったのですが、三丸の選択は中央への繋ぎ。この繋ぎがもう一つのポイントでありまして、クロスに備えてゴール前を固めるガンバは、バイタルエリアのスペースを空けてしまう状況が生まれていました。

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

ここからは、スペースを見つけるのが得意なトーレスが引き、原川がトーレスにあてて、トーレスは小野に落として小野がシュートを放つという、最終ラインを押し下げた上でミドルシュートを放つという攻撃の教科書に載っているようなパス交換を演じてくれました。

前半に三丸が度重なる早いクロスをあげ、得点にはつながらなかったものの、クロスによって与えた脅威から、小野のミドルシュートによるゴールが生まれました。(相手に当たったのは運が良かったですけどね。大事なのはフリーでのシュートの機会を作るという事です。)

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

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特に後半は、鳥栖のカウンター攻撃によるチャンスメイクが活発に行われておりまして、際立ったのがオマリのボールコントロールです。相手の攻撃をクリアするときに、これまでは攻撃回避のためにロングボールを相手の裏に送り込むことが多かったのですが、オマリはそれをクリアボールで攻撃をかわすだけのキックとせずに、しっかりと味方にあててカウンター攻撃に繋げる縦パスとするケースを多く作っていました。守備でも周りをしっかりとコーチングしておりますが、その時から周りのポジショニングが見えているからこそ、クリアではなくパスとしてマイボールにすることができています。

■ カウンターの起点となるオマリのパス
2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

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そのオマリですが、守備対応も神戸戦と同様に安定しておりまして、基本はゴールマウスの前を固めてしっかりとスペースを締める思想ですが、ボールの状況、味方の状況、そして相手の状況を見計らって縦パスをつぶしにかかる対応も見せておりました。その辺りのリトリートするケースと前に出てプレッシャーをかけるケースの判断力や相手との駆け引き面で選択ミスの少ない非常にインテリジェンスな対応をとっていました。

もちろん、守備頭脳だけでなく、裏を取られようとした時の反転の速さなど、個人としての守備能力の高さも見せてくれました。オマリが我らの天敵である渡邊千真を完璧に抑え込むことによって、この試合を無失点で終える原動力となりました。人間としてのコミュニケーション能力も高そうで、トーレスとともにこの夏の素晴らしい補強選手ですね。

■ カズマ対応
2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

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■ ゴール前のポジショニング
2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

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同点に追い付くために攻勢をしかけるガンバでしたが、鳥栖も要所要所でカウンター攻撃をしかけ、原川のシュートがポストに当たったシーンやトーレスのスルーパスから金崎がゴール前に抜けたシーンなど、いくつかの得点チャンスを作ります。そして追加点の時が訪れるのですが、追加点も起点はトーレスへの長いボールの落としによるものでした。

トーレスのヘディングを上手く拾った金崎が、右サイドをあがるトーレスにボールを渡します。トーレスはドリブルで前進しながら、タイミングを見計らって金崎に好パスを送り込みました。実はこのシーンは伏線がありまして、この2得点目の約5分前のシーンで、同じくトーレスが右サイドでボールを持って縦への突破を図るシーンがあります。このように縦への突破を一度見せられていますので、ディフェンスとしては縦の突破も意識しなければなりません。この場面で縦を切るか横を切るかと言うのは後ろの選手との連係が必要なのですが、前を向いてしっかりと相対するトーレスの動きを抑えるのは難しかったでしょう。パスを受けてディフェンス(ボランチ)が戻りきる前にバイタルスペースを狙い打ちしてトラップ、そしてシュートを放った金崎も見事でした。先制点も追加点も、前半から築き上げてきた攻撃パターンによって相手の対応の難しさを生み、ゴールとして仕留めた感じですね。

■2点目
2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

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トーレスはロングボールのデュエル勝率とネガトラプレスによるボール奪取による活躍もありましたが、当然のことながら、ストライカーとしての嗅覚を存分に発揮して、ゴールチャンスを幾度も演出しておりました。いくつか紹介します。

一つ目が原川のシュートがポストに当たったシーンです。原川がシュートを放った時点では、ガンバの最終ラインよりも手前にポジショニングを取っています。(オフサイドにならないように)そして、原川がシュートを放ったタイミングで、しっかりと相手最終ラインよりも前に出て、ゴールキーパーのセービングや、ポストの跳ね返りなど、セカンドボールが発生した際に備えてしっかりとポジションを取っています。これぞ、スペイン代表のストライカーというポジショニングです。

■ストライカーとしての嗅覚1
2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

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2つ目ですが、安在がドリブル突破で右サイドに侵入した時には、トーレスはファーサイドに逃げる動きを見せます。しかしながら、安在の突破への備えでガンバのセンターバックがニアのスペースを埋めるためにポジションを変えた瞬間、そのスペースを狙ってダイアゴナルに入ってきました。その動きを見てバスを送り込んだ安在も見事でしたね。1点もののシーンでしたが、東口もポジショニングをしっかり取って好セーブでした。

■ストライカーとしての嗅覚2
2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

2018 第24節 : サガン鳥栖 VS ガンバ大阪

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そして、歓喜のシーンが訪れます。ゴールキーパーのクリアボールを拾った福田が右サイドに侵入してきた時には、トーレスはニアサイドを走っていました。そして福田が縦に入るのを見て、ファーサイドに逃げるようにポジションを動かします。それに合わせて、金崎がニアサイドに入り込んできたのも、ガンバセンターバックを動かす形で良い連係でした。ファーサイドのスペースを見つけたトーレス、福田の息があってあのダイビングヘッドのシーンを作ることが出来ました。

■ストライカーとしての嗅覚3(3点目)
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ガンバとしては疲れもあったのかもしれませんが、サイドバックの絞りが遅れたことが致命的でしたね。ゴール前の守備は人数が足りている、足りていないよりも、スペースを守る選手がいるのか、いないのかが重要になります。ガンバの方が選手の人数は多かったのですが、肝心なエリアを守れる選手がいなかったですね。

鳥栖のサイドバックはその辺りはしっかりと守備意識がありまして、ゴール前で小林、藤田、吉田がクリアするというシーンをよく見るかと思います。逆サイドのサイドバックは、センターバックとしての役割も求められます。

さて、大事な大事なシックスポイントマッチを、金崎のサガン鳥栖初ゴール、トーレスのリーグ初ゴールというおまけ付きで快勝したサガン鳥栖。それでもまだ降格圏内ですので、次節もしっかりと勝利(最低でも勝ち点1)を取ることが求められます。苦しい戦いが続きますが、少しずつ連係を上げて、良い試合を行いたいですね。

<画像引用元:DAZN>



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Posted by オオタニ at 17:59 │Match Impression (2018)