サガン鳥栖の観戦記。戦術を分析して分かりやすく説明できるように心がけています。

2008年05月15日

村主と久藤と岸野とリティ

村主はね、どっちかといえば攻撃が得意な選手だった。
鳥栖に来たときはボールのさばき方と技術、そしてその運動量でいい選手が来たもんだと思ったよ。ま、落合もそうだったけどw
村主はセンビキが監督してた暗黒時代での一番の補強選手だったんじゃないだろうか。しかも、シーズン途中だったしね。

だけど、選手として年齢と経験も重ねて行くと、自ずと守備の方向へと求められる仕事が変化した。
ボランチはもちろん、センターバックの位置に入ることもあった。
勘と経験が求められるポジショニングで、そういったプロパティをもつ選手として重宝されるようになった。

そして…鳥栖の中でレギュラーとして確固たる地位を確保できない状態になったときに"ディシプリン"を重宝する松田監督の元へ期限付き移籍をした。
松田監督の中では彼の動きはとてつもなく光っていたのだろう。バランスを取る事もできて、攻撃にも寄与することもできる。何てったって、ダービーで得点もしたしね!!

そして、筆者の好きな選手の一人でもある久藤もかつての村主の役目をまかされようとしている。
久藤も攻撃の方が得意な選手であり、経験を重ねることによってバランスをとる舵取りの役目もまかせられるようになった。
でもね、監督の生き死にがかかっている状態で「久藤が復帰すれば」っていう風にすべてをまかせて責任逃れのひとつにしたり、また、選手にプレッシャーをかけるのがホントに監督の仕事なんかいな(笑)
試合後のコメントも選手の個人能力が足りないとばかりの言動ばっか。

岸野監督だったら絶対にそんなことはしないね!
ひとりの選手に責任を負わせるような行為や言動を行うような管理職じゃない。
試合後のコメントを見ても、負けたときにはすべての責任を負ってくれている。
勝たせる事ができなくて申し訳ないという選手たちを気遣うコメントも見える。

いい上司だね。そんな事を行ってくれた上司の粋に応えない部下はいないやろ!
サガン戦士のみんな!!!広島戦は頑張ってくれよ~!!!

上司の持っていき方で部下の仕事のモチベーションは変わるよね。
そんな事を今日のひとり居酒屋で見た西スポの久藤の特集で思った。
…ジュンヤのときと一緒でまた一人居酒屋で見たスポ新ネタだ(笑)


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Posted by オオタニ at 23:34 │Soccer Diary