サガン鳥栖の観戦記。戦術を分析して分かりやすく説明できるように心がけています。

2008年12月20日

反則ポイントの発表

反則ポイントの一覧がJリーグから発表されたね。
めでたい事に、サガン鳥栖は反則金がゼロということに!
少しでも節約したいお金だから、よかったよかった。

さて、今年のJ2の順位と反則ポイントの合計を出してみた一覧がこちら。
合計ポイント順に並び替えたら返って分からなくなったので、今年の順位のままだしておりまする。

5 = 4 + 1 サンフレッチェ広島
5 = 3 + 2 モンテディオ山形
4 = 1 + 3 ベガルタ仙台
12 = 8 + 4 セレッソ大阪
18 = 13 + 5 湘南ベルマーレ
12 = 6 + 6 サガン鳥栖
19 = 12 + 7 ヴァンフォーレ甲府
22 = 14 + 8 アビスパ福岡
24 = 15 + 9 ザスパ草津
12 = 2 + 10 横浜FC
21 = 10 + 11 水戸ホーリーホック
21 = 9 + 12 ロアッソ熊本
24 = 11 + 13 FC岐阜
19 = 5 + 14 愛媛FC
22 = 7 + 15 徳島ヴォルティス

トップ3は順位のポイントが少ないから当然足した数値が低くなるんだろうけど、それにしても4位のチームに大差をつけているね。

悪質な反則をしないから強いのか、それとも強いチームは悪質な反則をしないのか。

この反則ポイントは退場や出場停止が絡んでくるから、反則ポイントが高いところは、長期的に見ると絶対にチームの勝ち点を損していることになる。反則ポイントが少ないチームは退場で不利になったり、出場停止で戦力がダウンしたりしないから、戦いとしては安定したメンバーで試合が行えると言えるよね。

逆に、もう一歩で昇格圏内を逃がしたような中位チームは反則ポイントも高いものとなっている。それは、なんとなくだけど、下位のチームに比べると、消化試合と呼ばれるものが少ないために、勝ちたい思いで激しいプレイをした結果だとも思うんだよね。だけど、その激しいプレイが逆側に働いてしまって、退場やら出場停止やらを招いて勝ち点を逃す結果となる。

卵と鶏の関係みたいなもので、どっちが先とかじゃなくて、結果的に順位が上のチームは反則ポイントが少ないものなんだろうね。J1を見ても、上位チームの方が反則ポイントは少なめになっているし。

そんななか、サガン鳥栖は順位が上の方の割には、反則ポイントも少なくていい傾向だと思うよ。来年もこの不用意な退場や出場停止が発生しないように、安定したメンバーで戦えるようになればと思う。

…監督の退場が一番心配かもしれんけどね(笑)

J1を見渡して特筆すべきものとしては、

1.清水エスパルス 0ポイント

0ポイントってすごくない?!

Jリーグの基準によるポイントでいうと、J1は平均81ポイントなのに、清水だけが0。
これは、超フェアプレイで試合を行っているたまものだね。
清水は今年の前半には奮わない時期もあったけど、ナビスコカップでは準優勝だし、着実にチーム力は上がってきているんだろうね。

最後、カードの基準は審判の裁量一つともいえるだけに、どこのチームにも損がないような形にならないといけない。ひとつの試合の中では互いにフィフティフィフティかもしれないけど、累積とか考えるとカードを出しやすい審判に当たってしまう方が損だよね。審判個々の判定基準がしっかりとしたもので平準化されればいいなと思う。


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Posted by オオタニ at 08:00 │Soccer Diary