サガン鳥栖の観戦記。戦術を分析して分かりやすく説明できるように心がけています。

2010年02月05日

2010シーズンサガン戦士のスケール

今年のサガン鳥栖の選手一覧です。

1 GK 赤星拓
2 DF 木谷公亮
3 DF 磯崎敬太
4 DF 市原大嗣
5 DF 飯尾和也
6 MF 藤田直之
7 MF 山瀬幸宏
8 MF 衛藤裕
9 FW 豊田陽平
10 MF 金民友
11 MF 野崎陽介
12 GK 浅井俊光
13 DF 日高拓磨
14 MF 文周元
15 DF 丹羽竜平
16 GK 首藤慎一
17 サポーター
18 FW 萬代宏樹
19 MF 長谷川博一
20 DF 呂成海
21 GK 室拓哉
22 FW 池田圭
23 MF 下地奨
24 MF 柳澤隼
25 MF 早坂良太
26 FW 谷口堅三

なんか…去年までとスケールが違いますね。
外国人選手も、若手ではありますが韓国人の3人がしっかりと決まっております。
ユンさんとのコミュニケーションもとれるでしょうし、期待大ですよね。

フォワードは豊田、萬代とスピードも高さもある選手が軸となりそうです。
藤田の後を担うフォワードがいなかった去年の開幕時点を考えると、大違いのメンツです。
心配なのは、彼らが怪我などで抜けた後に、池田・谷口がどれだけのプレイを見せることができるのか。
彼らもそろそろ爆発してほしい頃ではあり、レギュラーを奪ってほしいくらいの選手であります。

中盤は山瀬、江藤、長谷川、下地、柳澤、藤田と、潜在能力の高い選手がそろっています。
しかしながら、試合を決めきれるような選手かと言われるとそこまではない。
ただ、頼るところがあるのはそれはそれで頼もしいのですが、頼ったところがスランプで
サッカーが停滞してしまうことは、去年のサガン鳥栖の悪かったところだとも思います。

逆に彼らがそれぞれ持ち味を発揮してくれれば、まとまりのあるチームサッカーができると思います。
もちろん、金と文が中盤のボールさばきにどれだけ絡むことができるかというところも興味深いです。

ディフェンスは木谷、飯尾がセンターをしっかりと受け持ってくれるでしょう。
両翼は日高、磯崎でしょうか。市原のDF登録は驚きましたね。
ボールを競りに行ける木谷と、カバーリングに長けている飯尾はコンビネーションも
うまくいくのではないでしょうか。

さて、筆者が期待している選手ですが、8衛藤裕と15丹羽竜平です。

衛藤は言わずもがな、非常にセンスの高い選手。
昨年は怪我で泣きましたが、得点能力もあり、”瞬間”を感じることのできる動きは
必ずやドラマを作る働きができる選手だと信じています。

丹羽は、ヴィッセル時代に非常に注目していた選手でした。
決した体躯が大きいわけではないのですが、当たり負けしない空中戦と確実な対応が目につきました。
サイドバック、センターバック、ボランチと守備側のポジションをすべてこなすことができるので
勝ちきりたい試合でのクローザーや、引き分けでもよいようなスローペースに持っていきたい試合など、
いままでのサガン鳥栖が苦労したところを引き受けてくれるような気がします。

選手たちのメンツは大きく変わったものの、逆に大きな期待感を持ってシーズンに臨めそうです。


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Posted by オオタニ at 12:58 │SAgAN Diary