サガン鳥栖の観戦記。戦術を分析して分かりやすく説明できるように心がけています。

2008年05月08日

健やかなる時も、病めるときも…

「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか」

ま、ホームの試合の後にはだいたいバスの所で出待ちして、勝っても負けても拍手で選手を送り出しているんだけど、今年はいろいろと忙しくてなかなか出待ちにいけない。

水戸戦の後、今年2回目の出待ちへ出動。するといい勝ち方をしたからか分からないが、浮かれ気分のサポーター達が太鼓を片手に選手コールをおっぱじめんしゃった。バスに乗り込む前に、名前をコールしてくれて選手たちも悪い気はしないやろう。ほとんどのみんなが手を振って応えてくれていた。感極まった人がいたのか、車を走らせてクラクションで太鼓の代わりをする人間もいた。みんなうれしかったんだね………勝利が。

でもさ…

勝ったときだけ浮かれ気分で出待ちのところまで来て応援するってどうなん?

いや、もちろん、何もしないよりは選手たちのためであるし、選手コールはいいことだと思う。それによって励まされた選手だってたくさんいたと思う。

でも、負けたときにこそ、選手たちを励ますことができないのかなーっていうのはいつも思う。

何年か前も、宮原がゴールを決めて勝った時に、サポーターがはしゃいでバスの前でピラミッドを作ったりしていた。

ところが、何回か負けが込んできた途端にブーイングだよ。正義の元のブーイング。選手のためという名目でブーイング。

負けたときにはブーイング。勝ったときには浮かれ騒ぐ。そんなんがサポーターなん?

いい形で勝ったときに"だけ"浮かれ気分で選手コールをするくらいならば、むしろ、連敗中に出待ちのバスのところに来て、選手みんなのコールをして欲しい。そっちの方がよっぽど選手たちの励みになるし、選手たち自身が勝たなければって身に堪えるんじゃないかな。逆にその事を心意気に感じない選手は鳥栖にはいらない。とにかく、サポーターは選手を常に応援する姿勢でありたいわけよ。

ま、オレはその"サポーター"から"お客さん"や"ファン"って扱いされた人間だから大きな事は言えんけどさ(笑)

信頼するって難しいよ。うれしいときやうまくいっているときに盛り上がっていい方向に進もうって誓いあうのはどんな人間関係だってできると思う。だって、そこには自分自身に対する損害はまだ発生していないわけやし。

怒りを覚えそうな事があったとき、物事がうまく行っていないとき、自分自身に損害が発生している時にこそ、相手の事を考えて励ましあって支えあっていくのが本当の信頼関係だと思うね。

ま…思うだけで実践はできてないけどさw


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Posted by オオタニ at 00:49 │SAgAN Diary