サガン鳥栖の観戦記。戦術を分析して分かりやすく説明できるように心がけています。

2013年07月13日

名古屋 VS 鳥栖

前節の終わりに赤星を変えるべきだと言った。

いまの鳥栖は、赤星を使い続けては勝てない。

確かに、失点数が多いのは、赤星だけのせいだけではない。

ただ、チーム(組織)としては、何かを変えないと、責任を取るという仕組みをとらないと、負けるチームから勝てるチームには生まれ変わらないし、このままの調子でずるずるといくだけ。

J1の最多失点を着実に積み重ねていくキーパーを、最悪のミスをやってしまったキーパーを変えない理由がどこにある?

奥田に変えて失点が減るとは限らない。もしかしたら、失点は増えるかもしれない。

でも、チームとして、何かを変えようとする動きを見せないと、チームとして活性化しないし、控えの選手たちの励みにもならないし、競争も生まれない。

前節の赤星のミスはそれに値するミスだった。

だが、赤星を使った。

そして、3失点して負けた。

そこに何が残る?

奥田で3失点で負けたのならば、

「やっぱり赤星じゃないと」

という雰囲気が生まれる。

赤星に対するチームの信頼が逆に厚くなる。

赤星を起用しやすい雰囲気ができ、赤星も粋に感じるだろう。

だが、赤星を使って負けた。

もう一度問う。

赤星で3失点して負けて何が残る?

赤星に対する不信感だけではないのか?

監督に感じる無能感だけではないのか?

ユンはチャンスを失った。チームを活性化するチャンスを失った。

組織全体に対し、ミスをしたらどうなるかというチームの引き締めのチャンスを失った。

それが3失点の負けにつながった。

次はどの手を打つ?次のチャンスはいつくる?

鳥栖が生き残る策は?

監督が組織を活性化できないならば、監督を変えることが活性化になる。

フロントには、そういう選択肢があることを監督は気づかないといけない。

監督自身が選手の活用でチームを活性化できない場合は、監督自身が変わってチームを活性化するという手を打たれる可能性があるということを。

---

この試合で、日本代表復帰が熱望(?)されているという報道が流れた闘莉王の復帰がないことが分かった。

ザッケローニがこの試合を見ていたらならば。

あくまでも、世界基準で考える。

池田程度の飛び出しについていけず、裏を取られて通用するか?

藤田程度のテクニックについていけず、カニバサミタックルでイエローをもらって通用するか?

豊田程度のスピードについていけず、半ばダイビングに近い形でファールをもらい、オーバージェスチャーで痛みを訴えるディフェンダーが通用するか?

果たして、テクニックもスピードもないディフェンダーをザッケローニが欲しがるだろうか?

心意気と気合だけでは、闘将という役割だけでは世界に通用しないことを、日本は柱谷弟で学んだのではないのか?

この試合では、闘莉王が吉田よりも、今野よりも、栗原よりも上である理由がまったく見当たらない。

ザッケローニの目にどう映るのかは分からないが、イタリアのカテナチオを構築するディフェンスを知っている彼の選択肢に闘莉王があるとは決して思えない。


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Posted by オオタニ at 21:15 │Match Impression (2013)